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藻場ブロックの海藻の成長モニタリングを行いました

プロカメラマンの表情
砂浜のブロックと海藻
海藻の種別,成長計測中

昨年の9月に鳥取県内の2カ所の海域に設置した海藻ブロック(石炭灰とフェロニッケルスラグを混ぜ込んだ海藻増殖用のコンクリートブロック,特にアカモク増殖礁)での海藻の成長状況をモニタリングしました.海藻写真の撮影は,岩美町田後でダイビングショプを営みながら水中写真家としても知られているプロダイバーです.タツノオトシゴの産卵の瞬間を初めてビデオに収めたプロの写真家でもあります.我々の藻場ブロックのプロジェクトにも理解を示してくれました.

残念ながら昨年の末から今年の年明けにかけての沿岸域の海水温が異常に高く海藻の成長が非常に悪かったのが今年の状況です.

その中でも,アカモク,ワカメやウチワタケ,アオサなどの海藻,ウニやサザエ等の貝類などがブロックに付着していました.

ブロックを港内に設置していますが,海藻の種子が偶然にこのブロックの上に付着してくれれば,大きな海藻に成長できますが,残念ながらブロックから外れて海底の砂面に落ちると成長できません.ブロックは,海藻の成長に必須なのです.

海藻のモニタリングには,鳥取県栽培漁業センターの研究員さんや,アサヒコンサルタントの皆さんが協力してくれました.海藻の湿重量の計測や種別に分類や大きさの計測などを行っていただきました.

アサヒコンサルタントの皆様,関係の皆様に感謝です.

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